世間の常識では、ぼくが出会い系で人妻とやっていることは、ただの不倫と言われるでしょう。
でも、僕としては悪いことをしているつもりはありません。
それどころか人助けのつもりですから、いいことをしているのです。
出会い系で人妻に愛の手を差し伸べているのですよ。
だからぼくがやっていることは大目に見て欲しいですね。
・思いつめて不倫していた女性
ぼくの人助けの中でも、なかなかにヘビーな女性がいます。
その人妻に出会ったときは、彼女は眼の下に隈ができていて、一目で苦労してそうなのが分かったくらいです。
その疲れた顔を見たら、慰めて、元気を回復してもらおうと思ったのは本当です。
彼女から届くメールも、いかにもまじめそうなメッセージが届いていたので、やむに已まれぬ事情があって不倫に手を染めているのだろうと思いました。
ほとんどは夫に愛人がいるようだ、とかそんなんですけどね。
ぼくは彼女のほかにも不倫相手がいるので、一人の女性に専念できないのは心苦しかったですね。
だから、彼女以外のケースでも、ほかの人と混乱しないように、一人一人の事情に深入りすることは避けるようにしています。
女性の話は聞くだけ聞いてほとんど記憶していないんです。
覚えていなければ間違うこともありませんし、ぼくの仕事は話を聞くことで記憶するのは業務に含まれていないんですよ。
・彼女はセカンドバージンだった
悩みを抱えた人妻は女性として扱ってあげれば、それだけで彼女のストレスの解消になります。
彼女も、会ったばかりに比べて、1時間足らずのおしゃべりの後はかなり明るい表情を見せるようになっていました。
だから、あとはベッドの上で気持ちいいことをするだけでよかったんですね。
その気安さがかえって付き合いやすかったみたいで、ぼくとの関係を続けることにしてくれました。
もう10年以上、女性としての機能をはたしていない熟した体とエッチをしましたよ。
セカンドバージンをいただくのはよかったですよ。
アラフィフなのに初々しくて、ぼくのほうが恥ずかしくなるくらいでした。
・元気がなかった女性が元気になった
初対面のときは彼女の目の下に隈がありましたが、最近ではすっかり元気になって、隈が目立たなくなってきたんですよ。
ぼくと不倫して元気になったのなら本望です。
だから、これは不倫じゃなくて、社会貢献のボランティアなんですよ、ボランティア。
エッチも、彼女が元気になるからやっていることなんです。
ぼくも気持ちよくなるけど、それは結果論であって目的ではありません。
ちゃんと、自分が逝ったあとも、彼女が満足するまでは愛撫を続けますよ。